ゴルフをプレーするときに気をつけなければいけないことはたくさんありますが、ここでは主に以下の4つの点についてお答えします。
- ゴルフ場での服装
- 全般的なマナー
- グリーン上のマナー
- バンカーのマナー
ゴルフ場での服装は、コース内だけでなく、クラブハウス内でも気を配る必要があります。
男性・女性ともに襟付きのトップスとパンツルック、ゴルフシューズ着用が基本となります。
NGな服装の代表例としては、Tシャツ、ジーンズ、ジャージ、サンダルなどが挙げられます。
最近のゴルフウエアはかなりラフなものが多くなってきて、これがゴルフウエア?と疑ってしまうものもあります。認められているとはいえ節度のあるウエアでプレーしてもらいたいです。
全般的なマナーとしては、まずは時間に遅れないことが大切です。少なくともスタート時間の30分前にはゴルフ場に到着、10分前にはティイングエリア付近で待機するようにしましょう。また、打つ人のじゃまをしないことも重要です。大声でのおしゃべりや音を立てたりする行為はほかの人の迷惑になるだけでなく、安全上も危険です。さらに、コース内は基本的に禁煙です。喫煙家の方は所定の喫煙場所を確認しておきましょう。
グリーン上のマナーでは、芝を傷つけないことやラインを踏まないことが重要です。グリーンは「ゴルフ場の顔」とも言える存在であり、ゴルファーにとってより緊張感の高まる「ステージ」でもあります。
グリーンに入る前に他の人のパッティングライン(ボールからカップまで実際に通るだろうボールの軌道)をチェックし、踏まないように気をつけましょう。
また、ボールがグリーン上に落ちたときにできる芝生のくぼみをボールマークといい、必ず直すのがマナーです。グリーンフォークで芝を寄せて直しましょう。
バンカーのマナーでは、低いところから入ることやならして出ることが重要です。バンカーへ入るときは、土手が低くなっているところから入りましょう。高いところから無理に入ろうとすると、土手の砂が崩れ、芝を傷める原因にもなってしまいます。
バンカーショットを終えたら、ショットの跡や足跡などをレーキ(砂を均す道具)でならしてから外に出ましょう。
ゴルフはマナーが厳しいというイメージを持っている方が多いかもしれませんが、決して堅苦しいものではありません。ゴルファー同士が気持ち良くプレーするための「心構え」として、最低限覚えておきたいゴルフの基本マナーを守りましょう。